【泥沼】グーグルがiOS 9の広告ブロックを無効にする方法を公開

9月9日のiPhone6sの発表を控え、そのiPhone6sに搭載されるiOS9に注目が集まっています。
注目を集める理由は、

「広告ブロック機能標準搭載」 
です。
間近に迫った、iPhone6sとiOS9の 広告ブロック機能について見て行きましょう。

 

 

Googleは黙って見ていない 反撃に出るGoogle

 

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前回、こちらの記事 で紹介したように、iOS9で広告ブロック機能が標準になるとGoogleの収入源に大きな影響が出ると申し上げました。
https://www.mcgrathmusic.com/archives/851
当然、そうなっては困るのはGoogle
当たり前ですが手をうってきました。

Google自らiOS 9の広告ブロック機能を無効にする方法を公開
google

このまま黙ってみていると、アプリで Googleの広告 Adsence(アドセンス)が表示をされなくなります。
それではマズイので、広告ブロックを無効にするコードをGoogle自ら公開しました。

Google Ads Developer Blog: Handling App Transport Security in iOS 9

http://googleadsdeveloper.blogspot.jp/2015/08/handling-app-transport-security-in-ios-9.html

具体的な話になりますが、iOS9からHTTPS方式を採用していない広告をブロックする」というAppleの新しいセキュリティ機能を搭載しています。
HTTPSというのは、暗号化して安全に通信をする方法のことです。

通常、会員制サイトやIDパスワードを入れているWEBのメールやクレジットカード決済の時に使われています。
通常の通信では、HTTPで通信しており暗号化はされていません。
よって、今のほとんどのアプリは広告が表示されないという事になりそうです。
アプリといっているので、私達のWebサイトはまだ大丈夫だとおもわれますが、余談は禁物です。

iOS 9に標準搭載されたアプリのセキュリティの強化がどこまで、影響するのか未知数です。西郡
ちなみに、このアプリのセキュリティ強化の名前は「App Transport Security(ATS)」といいます。
よく出てくることになるので覚えておきましょう。

iOS9搭載のiPhone6sの販売は2015年9月26日か?

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新しいiOS9を搭載したiPhone6sの発表は 2015年9月9日とわかっていますが、販売は9月26日になる模様です。西郡

また、既存の端末にiOS9がアップグレードで提供されますので、広告ブロック機能は、既存のiPhoneやiPADでも機能します。

そうなると、どういうことが起きるのか予想してみましょう。

 

 

iOS9の広告ブロック機能でユーザーは損をする

 

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iPhoneユーザーでは、アプリをダンロードするとき、アップルストアでダウンロードします。また、
そして、無料のアプリか有料のアプリかを選んでいるはずです。

意外と無料のアプリが便利で使っていませんか?

この無料のアプリが提供されるのは、広告収入があるからです。
つまり、意図的に 全ユーザーが広告ブロックをするならば、無料で提供が不可能になります。

結果、アップルストアから無料アプリがなくなります。

考えてみれば自然です。ボランティアで公開している方は、引き継き無料で公開をするでしょうが
ビジネスとして会社でアプリを作って公開している場合は、収入源にならないので、アップルストアでは有料で売ることになります。

そして、Android端末で GooglePlayからダウンロードする場合は無料となり

Androidでは無料アプリが iPhoneでは有料となります。

当然の流れです。

そうなると、お金を払いたくない、または払えない学生や若い方は、iPhoneをやめて、Android端末に流れるでしょう。

結果、iPhoneは売れなくなり、Appleは傾いていきます。Appleの収入源の7割はハードウェア つまりiPhoneやipadの売り上げが収益源となっているので
モロに経営に響くことになります。

この泥沼の戦い、勝者はでるのでしょうか・・・・

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